高所作業車は高く売却できる

　高所作業車とは、その名の通り高所で作業を行うための機構を装備した特殊車両のことで、リフト車と呼ばれることもあります。高所作業車にも様々な種類があり、クレーンのようなブームの先に作業者が乗るバスケットが取り付けられているブーム式と、プラットホームが垂直に駆動する垂直昇降式があり、走行方式でも拠点から拠点への高速移動ができるトラック搭載式と、作業場内での移動が得意な自走式のものがあります。
　さて、事業縮小や年式が古くなったなどの理由で今ある高所作業車を手放すことを考えたとき、使い込んだものだったり、もともと中古で購入したものだったりすると、売却できるのか不安に思う人も多いことでしょう。しかし、高所作業車は、中古の特殊車両の中ではかなり高く売却できる車種なのです。
　理由は、高所作業車の活躍の場の広さにあります。電線の電気設備の整備や建設現場の塗装、高層住宅への搬入などに使われているのはよく知られていますが、他にも信号や街灯、道路標識など公共設備の整備から造園業、果ては映画やドラマでの俯瞰撮影などにも用いられています。その分需要が極めて高いので、高い値段でも売却できるのです。
　トラックなどを専門に扱う買取業者であれば、多少状態が悪い車などでも高く売れることがあるので、なお良いでしょう。


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